2017年5月6日公開の馬王Zver1.2.01の変更内容ついてのご案内



1. 4月26日の地方競馬のタイム指数が計算されない問題に対処しました

この原因は、霧のために門別9レース・10レースの各馬上がりタイムのないデータが配信されているため、レースのペース計算をする際にプログラムエラーが発生して、それ以降の同日のレースの予想計算がキャンセルされたためとわかりました。
この最新版ではその問題を回避するようにし、起動後に4月26日以降の地方競馬を再計算するか問い合わせるダイアログが表示されます。
4/26の予想再計算をするだけで大きな問題はでませんが、その後に4/26出走馬が出るレースの予想タイム指数が変化する可能性があるため、早期に再計算することをお勧めします。



2.地方競馬三連複オッズのデータベースサイズが上限に近づいている問題への対応

地方競馬の三連複オッズは「三連複オッズNT」というテーブルでMasterDBフォルダーのBaoZ-O5N.mdbに格納されています。
このバージョンからは、2014年以前の三連複オッズを「三連複オッズN2010T」という新しいテーブルに分割して、BaoZ-O5N2010.mdbという新しいデータベースに保存するようにしました。
分割後最適化を実行するとデータベースサイズが小さくなりますが、これは必要な時に自動で最適化が行われるので手動で最適化はしなくてもかまいません。
いままでどおり式のなかで「三連複オッズ」と記述しても、マクロによって適宜使用テーブルを使い分けるようにしてありますので基本的には大丈夫です。
ただし、三連複オッズのマクロがの括弧が1段深くなったために、場合によっては「式が複雑すぎる」というエラーがでてしまうことも考えられます。
その場合は、2014年以前の地方競馬で分析する場合は「三連複オッズ」のかわりに「三連複オッズNAR2010」、2015年以降の地方競馬で分析する場合は「三連複オッズNAR2015」と記述してください。
また、中央競馬の場合無関係のようですが、地方競馬と中央競馬とでマクロで分けているために同様に設定式によっては「式が複雑すぎる」というエラーがでる可能性があります。
中央競馬の三連複オッズに限定するには「三連複オッズ」の代りに「三連複オッズJRA」と書いてください。

3.その他以下の修正があります。

・他の馬王Zデータベースから投票記録をインポートするときに、指定日付の翌日以降からのインポートになるバグを修正しました。

・UmaConn 3.0.7におけるJRA騎乗の地方競馬騎手コードの扱いに関するアップデートに対応しました。

・出走馬Tの馬名・騎手名・調教師名・所属の各フィールドはレース画面表示の際に参照しないように変更しました。
 (これは出走馬Tのサイズが上限に近づいているため、将来の馬名・騎手名・調教師名・所属の各フィールドの内容を空にしてサイズを小さくする余地を残すためです。)

・調教師名検索のバグを修正

 


 

以上、比較的大きな変更があるためバージョン番号を1.2とさせていただきました。
お問合せがございましたら馬王Zサポート( support@baoland.com )まで、中央・地方ライセンスの区別、ユーザーIDを明記の上メールにてお願いいたします。